追悼 James G. Quintiere教授

2025/02/27

IAFSSの追悼記事で多くの方がご存知と思いますが、James Gennaro Quintiere教授が昨年末84歳でお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。

先生は、日本の研究者との交流も多く著書”Principle of Fire Behavior”は、大宮先生と若月先生が「基礎 火災現象原論」として翻訳されています。大学で博士号を取得、NBS(現NIST)火災部門、メリーランド大学の火災学科で研究されました。メリーランド大学を退職されてからは様々な研究機関と共同研究されました。国立情報学研究所の論文データベースで検索すると1973年から106件が表示されます。50年におよぶ研究成果を見ることが出来ます。大学では対流熱伝達の研究を行い、区画火災、燃え拡がり、相似則、消炎、着火の分野で活躍されました。

2015年には日本火災学会誌に“Recollections on the Creation of the IAFSS”を寄稿されています。日米研究機関間の定期的交流会、国際学会に加え、研究者の受け入れ、学術雑誌の査読等を通じた情報交換は日本の火災研究の進展に多大の貢献がありました。火災誌等で追悼記事を予定しております。James Gennaro Quintiere教授の日本火災学会と日本の火災研究への長年の貢献に感謝します。

日本火災学会会長 鶴田 俊

2025(令和7)年2月27日

 

※    https://iafss.org/2025/01/prof-james-g-quintiere-a-legend-in-fire-safety-science-and-engineering-dies-at-age-84/