学会誌 寄稿規程・執筆要領

日本火災学会 会誌「火災」


 

年6回 発行

 

寄稿について

1.火災に関する科学ならびに技術上の、新しい知識や情報などを広く会員に伝えることを目的として,以下の記事を掲載します。

(1) 防災に関する提言、解説、評論、報告および資料
(2) 研究発表会、火災科学セミナーならびに講演討論会などの概要報告
(3) トピックスおよび災害事例の紹介
(4) 火災および災害のニュース
(5) 文献および図書の紹介
(6) 談話ならびに用語解説
(7) 会告および会報
(8) その他、会誌の目的に沿うもの

2.原稿の種類は、次の2つあります。

(1) 正会員からの投稿
(2) 依頼による寄稿

3.原稿の作成は、以下に示す執筆要領を参考にして下さい。

4.原稿の提出は、次の各号に従い行う。

(1) 提出:原稿は、正原稿ほか、図、表、写真など、すべてを含めてコピー1部を作成し、小委員会宛、または、指定された小委員会の編集担当者宛に送付する。
なお、使用した写真ならびに図表などは、原則として返却しない。返却を希望する場合は、原稿提出の際に、予め小委員会に申し出る。

(2) 締切:会誌は、年6回、偶数月の20日に発行し、原稿締切は、発行予定月の2か月前の10日とする。
なお、原稿の到着日をもって、原稿の受理日とする。

(3) 提出先:社団法人 日本火災学会 刊行委員会 火災誌編集小委員会

5.投稿された原稿の採用の可否は、小委員会が決定します。

6.会誌に掲載された記事の著作権は、本会に帰属します。

 

火災誌執筆要領

1.原稿の体裁

原稿は、原則としてワープロなどで作成するものとする。A4用紙縦置きに、横書きで1行22文字、40行(2枚で刷り上がり1頁に相当)とし、右に 8cm程度のマージン(余白)を設ける。

2.原稿の長さ

原稿の長さは、表題、本文、図、表、参考文献の全てを含めて、原則として、刷り上がりの状態で6頁以内とする。ただし、刊行委員会火災誌編集小委員会が特に認めた場合は、これより多い頁数も可能とする。なお、1頁の文字数は刷り上がり状態で、1,760文字である。表題部分については、22文字×16行分を見込む。

3.表題

原稿の第1頁に、和文および英文で、表題、著書名(ふりがな付き)、所属機関を書く。また、必要事項を記入するための会誌所定の原稿表題用紙を添付する。原稿表題用紙は、小委員会担当者から、寄稿した場合には折り返し、また、執筆依頼時は依頼状と共に、執筆者宛に送付する。なお、表題は簡潔で一見して内容がわかるように工夫する。

4.本文原稿

(1) 本文は、第2頁から書く。
(2) 本文の項目は、大項目1、中項目 1.1、(1)、a、アの順とする。
(3) 文章は、現代かなづかい、常用漢字を使用し、口語体で、簡潔かつ平易に表現する。
(4) 本文右上余白、または原稿用紙の所定欄に、通し頁番号を記す。
(5) 単位は、原則として国際単位系(SI)を用い、記号および用語は、できるだけ最近 用いられているものを使用する。
(6) 本文中に記載する、記号と物理量を示す文字の区別、まぎらわしい文字および添字について、指示が必要と判断される場合は、朱書で指定する。

5.図表原稿および写真

(1) 図表は、本文原稿用紙とは別に、各図表ごと1枚に清書する。図表は、原則的にトレースしないので、できるだけ鮮明なものとし、カラーは原則として用いないものとする。図および図中の文字は、縮小しても判読可能なよう、はっきりとしたものとする。
(2) 図表番号および図表のタイトル、注釈は、図表原稿に記入する。
(3) 図表番号は、図1、図2、・・・・、表1、表2、・・・・ のようにつける。  なお、本文の右に、図表の番号によってその挿入箇所を示す。
(4) 写真は、明瞭なものに限り、図と同様に取り扱い、写真1、写真2、・・・・ のように記す。
(5) 図、表および写真のスペースは、既刊の会誌を参考にして、原稿の長さが超過しないように配慮する。

6.参考文献

(1) 文献を引用する場合は、1)、2)のような文献番号を、本文中の文献を引用する箇所に、右肩付きで記入するとともに、参考文献リストは、末尾に一括して示す。
(2) 参考文献リストは、記載例に従い、雑誌の場合は、著者名、表題、雑誌名、巻数、号、頁、年号の順序で、また、単行本の場合は、著者名、書名、頁、出版社、発行年の順序で書く。
(3) 参考文献リストの記載例

〔参考文献〕
1)中村賢一:各国の耐火試験方法の比較,火災,Vol. 40, No. 6,pp. 13-21, 1990.
2)塩見弘:信頼性工学入門,pp. 65-66,丸善出版,1972.
3)Harmathy, T. Z.: “Mechanism of Burning of Fully Developed Compartment Fires,” Combustion and Flame, 31, pp. 265-273, 1978.

7.その他

(1) 原稿の体裁に問題があるものについては、小委員会から修正を要請することがある。
(2) 他雑誌からの転載ならびに先行論文の引用などでは、問題が生じないように留意する。
なお、これらの諸問題については、著者の責任とし、本会では責任を負わない。